労働者派遣法改正案と転職活動

 転職をする人は、今後数年でさらに増加すると予想されます。特に現在、企業の派遣社員として働いている方にとっては死活問題になってくるでしょう。というのも、政府は2014年3月11日に労働者派遣法改正案を決定し、派遣社員1人に対し、3年を超えた場合については、派遣先で雇用して正社員にするか、新たな派遣社員を雇うか選択を迫られるため、大企業、中小企業にかぎらず、これからは派遣社員は3年間で交代し、入れ替えられるという図式になっていくことが予想されます。

 

 企業からすれば、派遣社員を正社員にしてコストを高くするよりは、安く使える派遣社員を何度も入れ替えれば使えるため、労働力がいま以上に安く買い叩かれる可能性があります。

 

 そのためにも、現在、派遣社員で働いている方は転職活動をし、たとえば長期間雇ってくれそうな会社やアルバイトといった道を探っていく方向に変えていかなければなりません。あるいは個人事業主として起業し、事業主としてではないにしても、在宅で仕事をしていくフリーランサーへ転身するといった道が挙げられます。

 

【おすすめ記事】
40歳 転職
企業が40歳に求めること知りたい方はこちらから!

 

 これからの日本の労働者会はこれまでの終身雇用ではなく、働ける能力のある人だけが一部正社員として企業の中心におり、その周囲を派遣社員などの非正規雇用が固めるという図式になりかねません。できるだけ長期に渡って働くためにも、転職活動のときには自分の脳力がどの程度社会で通用するのか、何ができるのかを明確にアピールしておく必要があります。